趣旨(目的)
2000年頃から、子どもたちの理工系離れが進み、その結果、次世代の研究者・技術者が育たなくなっているといった問題が指摘されています。このままでは、これまで培われてきた日本の工学的・科学的土壌が失われてしまうことにもなりかねません。
そこで、2023年度に「アマノ科学教室」を試行し、その結果、非常にすばらしいと高評価を得たため、2024年度から当財団の正式な事業として開講することとなりました。
本事業は工学的・科学的な実験や体験を通して、子どもたちが工学や科学の面白さに直接触れることができるということだけでなく、実験(体験)と理論(原理)との融合を図ることに重点を置いています。
この取り組みを通して、子どもたちが工学的・科学的な学問に興味・関心を抱くことを期待するとともに原理を探究し、論理的に考える力や挑戦していく力を養い、ひいては日本の工業技術水準 の向上に寄与したいと考えています。
こんなにすばらしい科学教室は他にあるだろうか ‼
年間16回継続して学ぶ
科学的な実験や観察などを単発的に行う場合は、その時だけ「おもしろかった」で終わってしまいがちになります。この興味をそのままにしてしまうことは、その児童・生徒にとって、とてももったいないことです。
そこで当講座は1年間継続して指導することで、引き出した興味や関心を一層発展させて将来につなげていきたいと考えています。
なんと!受講料は0円
受講料や教材費などすべて無料です。ただしロボット講座については初回にコンピュータ代として3万円徴収(不足分は当財団が補助)します。これは利益を追求しない公益財団法人だからこそできるものです。
また、講師陣は教育のプロであるだけでなく、講座では複数の講師が指導に当たりますので、安心して指導を受けることができます。
考えて行動することが大切
私たちの講座は一貫して「考えて行動すること」を大切にしています。課題を解決したり、新しいことを発見したりするためには、考えているだけでは何も進展しないし、また、やみくもに行動しても成果は得られません。
「考えて行動すること」は科学的思考力を育むだけでなく、人間としての成長に欠かせないことなのです。
2024年度実施講座は
物理講座とロボット講座です➡講座案内参照
お知らせ
教室風景
2024年度の科学教室は5月11日から開講します。
物理講座
ロボット講座
2023年度の科学教室の教室風景は👉こちら