Ⅲ 電気について考えよう
その3 発電機とモータの仕組み
(1)磁石と電気の関係
(2)モータと発電機
(3)コイルトレインを作ろう
について学びました。

磁石の上に紙を置いて砂鉄をまくと、いろいろな模様になったね。
それぞれの模様から、紙の下にある磁石のN極とS極がどのようになっているか考えられるかな?

みぎねじの法則

電流の流れる向きに対して右回りの向きに磁力の働きができることを「みぎねじの法則」といったね。
だから、導線に電流を流し、その上にコンパスを置いた時と、その下にコンパスを置いた時では磁針の向きが違ったね。

電磁誘導

①磁石をコイルの中に近づける
②磁石の磁力を打ち消す向きにコイルの中に磁力が生じる
③コイルの中の磁力によって電流が生じる
これが電磁誘導っていうんだ。
電柱のところで学んだ柱上変圧器(トランス)もこの原理を利用しているんだね。

磁場中を電流が流れるときは「フレミングの左手の法則」に従って力が生じます。これが「モータ」の原理でしたね。
磁場中を導体が動くときは「フレミングの右手の法則」に従って起電力が生じ、電流が流れます。これが「発電」の原理でしたね。

コイルの中を電池が走るのは不思議だね。
ちょっとむずかしいけれど、原理はわかったかな?